最近、私のレッスンのあらゆる世代の人達の中で、左手の全ての指が使えるようになり、パワーコードだけでは無く、定番のローコードやバレーコードを弾けるようになってきた人達に基本的な音楽理論やブルースでのアドリブの仕方などに挑戦して貰っています。

その際、クラシック音楽からの伝統的な音階やハーモニーについては比較的説明し易いのですが、ブルーノートの説明が上手く出来ないのです。
私自身、昔から音楽理論に興味があり、あらゆる音楽書を買って読んでいたのですが、どの本を読んでもブルースに対する理論が曖昧なのです。
現代のポップやロックソングでは当たり前に使われている音使いのブルーノート。
理論書で大体書かれているのは、音階の3度、5度、7度が半音近く下がった音。ギターではチョーキングなどで上げて表現しますが、一説によるとアフリカから連れてこられた奴隷の黒人の人達が、メジャースケールを上手く歌えずブルーススケールになったと云われています。
  通称ジミヘンコードと云われる♯9thコード、パープルヘイズの最初のコードですが、古典クラシック音楽ではあり得ないメジャーマイナーを決定する3度の音が同時に使われているコードで、ブルースサウンドを表わしていると私個人は考えています。
ジャズの世界ではトニックコードとしてでは無く、トニックコードや一時的に落ち着きたいコードに向かう不安定なコード(ドミナントコード)として多く使われますが、トニックコードとしてはジミが使い出したのですかねぇ?
エリッククラプトンもクリーム時代の曲,曲名はたしか
I feel fine だったと思いますが、イントロで使っていたと記憶しています。
音楽の歴史や音使いを創り上げてきたのは、人間の感覚であって音楽理論が先ではないのですが、
ブルーノートというものは日本の民謡や演歌のコブシの様だとも思いますし、ジプシー音楽やインド音楽、ガムランなどにも西洋音楽理論では説明しきれない種類の音が沢山あると思います。
この様に説明の仕様の無い曖昧さが、ブルースの魅力ですし、宇宙論と同じで考え過ぎると夜も寝れなくなりそうなのでジミヘンやスティービーレイボーンが影響されているアルバートキングを聴いて感覚的にブルーノートを理解する事で良しとしましょう。(´◡͐`)