皆さんDTMという言葉を知っていますか?
DTMとはDeskTop Music の略で机上音楽とも言えるでしょうか。
現在、プロの音楽家を含めて世の中に出回ってる世界中の音楽のかなりの数が自宅のスタジオで作られる時代です。

詳しくないですが、パフュームやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーの中田ヤスタカさんもアマチュアが使うレベルの自宅スタジオの一般的な機材で配信までの製作をしているそうです。

私の高校生ぐらいの時代はまだMTR(Multi Track Recorder)のカセットテープ版が主流で、今の世代の方は知らないでしょうが、カセットテープはCDが出てくる前の音楽を記録する為の一般的なソフトでした。

5ミリの幅もない細い磁気テープを4つに分けて4トラックの録音が出来、ピンポンというテクニックを使うと6トラックまで録音できました。この貴重な6トラックのみを使い音楽を作っていたのです。

そんな時代から30年(-。-;

パソコンのスペックが許す限りトラック数は無制限。ドラムやベースなどはサンプリング技術によって素人だと実際の演奏なのか打ち込みなのか分からない程のリアルさになっています。
そして、ギターの録音は実際のスピーカーが鳴るマーシャルやフェンダー等のアンプからマイク録音せず、スタジオの空気感や響きまでシュミレートするソフトを使いパソコンに直接つないで録音。

間違えた音やリズムがずれたフレーズ、気に入らないテイクは何テイクかの良い所を繋ぎ合せ作り上げる。
歌の音程がズレたらピッチソフトで少しずらしたり、ハモリパートはワンクリック。

空気感は世界中の教会や有名音楽スタジオの残響を再現するリバーブソフトで仕上げます。

まだまだやれる事は沢山有りますが、編集出来ない事が無いくらいです。

まるで時間かかかる事は駄目と言わんばかりにほんの数10分で机上であらゆる種類の編集が出来てしまうのです。

今や音楽CDは日本以外売れない世の中、ダウンロードで済む時代。

私の若い頃、至る所にあった中古レコード屋やCD屋でカタカタいわせ(レコードやCDを探す音)見つけだした貴重な音源を家に帰りドキドキしながら聴いた事を思い出しますが、それも今やワンクリックか2クリックでインターネットで買えます。

何やら味気ないですね。時代は変わってしまいました。

古い考えかもしれませんが、スピードと便利さに楽しみや重要なものを奪われてしまった様に感じますが、古き良き物の思い出は過去の宝物として、新しいものも楽しんで活用していかなければ。

しかし、最近インターネットで見かけましたが、カセットテープが見直されてもどってくるらしいです。レコード回帰も始まっていますし。

やはり便利さだけが私達の人生で重要な事ではないんです。(^_^)