Gibson 175
by Larry Ziffle
1.正しいギターチューニング方法
ギターのチューニングについての深〜い話し。
ギターが大好きな皆さん‼︎
ギタリストの宿命であるチューニングはどんな方法でしていますか?
A(ラ)の音をiPhone や音叉から5弦開放に合わせ実音でそれぞれの5フレットの実音と開放弦,4弦と3弦だけ4フレットと2弦開放で合わせてからそれぞれの弦のハーモニックスで完璧に合わせる。
みたいにやってる人が多いし、教則本にも大体こう書いてあります。
しかし、最近このあたかも上級者の為の正確なチューニング方法(ハーモニックスチューニング)が正確に調律する方法ではないのだという情報を入手したのです。
•́ ₃ •̀๑)ฅ??
勿論厳密にゆえばのマニアックな話ですが。
2.平均律と純正調とは?
調律の話で常につきまとうことに、平均律と純正律というお話しがあります。
クラシック音楽の時代からのチューニングの歴史といいますか、私達が楽器も無しでハモる時(ドミソ,ファラド、シレソなど)完璧にウネリなくハモった時が純正律の音階です。
しかし、この音階には欠点がありまして、フレットのある楽器や、チューニングの固定されたピアノなどでは、転調すると所々に気持ち悪い響きのハーモニーが他のキーでは発生してしまうのです。
キーそれぞれに個別の音階を用意しなければなりません。┐(´-`)┌
3.平均律チューニング
そこで、考え出された人間の知恵といいますか、平均律です。
偏った純正律のズレを平均的に分散し、何処にも完璧なハーモニーを奏でる事が出来ないけれど、12個のキー、マイナーキーを合わせれば24個のそれぞれのキーに転調可能な平均的に濁ったハーモニーを奏でる事が出来る(奏でてしまう。)チューニングが生まれたのです。|;-_-|=
なんと便利なチューニング方法でしょう。
4.ギターは複雑な楽器?!
どんなキーでも12個の音だけで演奏出来てしまう。
しかし、ギターという楽器は少し特殊でして、フレットの音階は平均律、ハーモニックスはそれぞれの弦の純正律の音階になっています。
とゆう事はオクターブの音以外、弦を押さえた音とハーモニックスはどれも合わないのです。(̂ ˃̥̥̥ ˑ̫ ˂̥̥̥ )̂
私が理解する限りギターの構造上、完璧なチューニングは平均律で合わせることで、5弦をAに合わせその5弦上の各音程を他の弦とオクターブかユニゾン(平均律では同じ音のみ完全に一致するから)で合わせるというのが、理論上正しいようです。
しかし、ブルースやロックギターなどは、あまりチューニングをきちんとしない方がカッコイイ感じもします。
その証明に純正律の音階はメロディーを弾くのに向かないと言われています。
タマには、チューニングが狂ってても、熱く演奏するレッドツェッペリンやジミヘンドリックスのライブを聴きましょう。\(‘∀’)/
5.まとめ
これ以上チューニングの話しに深入りしてしまうと、宇宙論や円周率のように、抜け出せ無くなりそうなので、ここまでにしておきます。
(・ε・)
高木
親子で始める子供ギター教室
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