1.リズムギター‼︎
レッスンを沢山やっていると、何も問題が無く進む事ばかりではありません。(^^;;
この子はまだ10才ぐらいでしたが、頭が非常にいい子で、私がレッスンにお宅へ伺ってる時も世界地図を見ながら珍しい小さな国を指さし言うのです。
「先生、この国の名前知ってる?この国の歴史はね」とか、「スティーブジョブズはね」などの話しを毎回してくれて、筆者が教えに行っているのか、こちらが勉強しに行ってるのかわからないぐらいでした。(ー ー;)
そんなに優秀な子でも、私のギターレッスンでマスターするのに手こずっていたギターテクニックがありました。
2.リズムとは?
それは、リズムです。(´・_・`)
音楽の3大要素と云われる、
リズム、メロディ、ハーモニー
3.リズムに乗れない!
しかし、一定のテンポがある一般的な音楽で、メロディやハーモニーを奏でる時には自然とリズムが必要になってくるのです。
リズムを伴わないメロディやハーモニーは無いということですね。
彼は、以前に受けていたギターレッスンで簡単な音階やコードは弾ける様になっていたのですが、カウント出してテンポに乗って弾かせると、全然弾けなくなるのです。(泣)
一年間ぐらい、既にギターを弾いていたので本人は出来ていると思っていました。しかし、実際は癖がついてしまっていたのです。
それから3~4ヶ月の間、彼のプライドを傷つけないようにしながらの戦いでした。
彼は頭がいいだけでは無くスポーツも出来るし、ハンサムでみんなに憧れられる完璧な男の子でした。
だから、自信もあったのです。
4.ギター初心者の課題
多くのギター初心者の子供や大人達がつまずく事に、テンポに乗って弾けない、という事が挙げられます。
弾ける所は早く弾いて弾きにくい所はゆっくり弾いて練習してしまい、癖がついてしまうのです。
部分的に難しい時は全体のテンポを落として練習すればよいのですが、面倒だし早く弾ける様になりたい気持ちが先立つのですね。
5.リズムのポイント
もう一つの忘れがちで大切なポイント
リズムはハーモニーやメロディと同じでテンポに対して常に相対的なものであるという事です。
速くなる場所はテンポが速くなるのでは無く、一定のテンポを細かくわけて弾いているという事なのですね。
6.まとめ
その後、彼には体全体でリズムをしっかりとりながら弾かせる練習を毎週続け、
最後にはテンポに乗ってギターが弾ける様になったのです。よかった。
\(^o^)/
親子で始める子供ギター教室
高木
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