1.ギター初心者の子供達の為にリズム最優先にしたギター教室
12年以上、さまざまの国籍の人々にギターレッスンを実施してきた結論は、ギターの上達には何よりもまず最初に、リズムを最優先してレッスンを進めていくことが大切だと考えています。
特にギターを6歳前後で始める子供たちにとって、ギターの指板(左手)を押さえる指がやわらかく、中高生でギターを始める子達のようにコード弾きから始める事は手が小さ過ぎて難しいことが多々あります。
そこで、ギターを始めてしばらくの間は、左手指の強化トレーニングも継続しながら、右手ピッキングや右手ストロークを使い、左手で弦をミュートしながらドラムパターンを真似させたり、私の弾くリズムを、子供達なりに即興で真似したりして会話のようなレッスンをしています。
この時、私がわかり易いように大げさに実践して見せながら、足や身体全体で基本のリズムをキープしつつ、右手でもう一つのリズムを作り出すようにレッスンしを進めていきます。
これは、リズムを作り出す時、基本のビート4分の4拍子でしたら(1,2,3,4)を感じ、この基本のリズムとの関係性を保ちながら、2つのリズムを同時に感じることで、今弾いているリズムを作り出しているのです。
子供達だけでは無く、15年~20年ギターを引き続けてきた大人の生徒さんでも、簡単なフレーズでも基本リズムを身体でキープしながら弾けない時もあります。
そして、それが自然に出来るようになった時には、子供達も大人の方々も飛躍的に上達しています。

2.出来るだけ沢山の単音のメロディーを弾く
第2のステップは、コードよりもシンプルに弾くことが出来るメロディーを弾きます。最初は、左手の運指と右手ピッキングの移動の難しさを軽減するために、ギター指板上を左右に移動しながら、1本ずつの指で弾けるように練習します。
このように練習することで、ギターの弦を右手側に弾いていくと、音が高くなっていくという構造を、感覚的に覚えていく事が出来ます。
横の動きがマスター出来た後は、左指をできるだけ全部使いながら、指板を縦に弾きメロディーを弾く練習をします。
これらの横と縦の2つの動きを、ギター指板上でしっかりと練習する事が、ギターならではのしくみと特徴を、感覚的に身につける為の基本となり、子供達のこれからのギターライフのために本当に役に立っていくと感じています。
3.パワーコードからバレーコードへ
第3ステップ目は、いよいよコードを弾きますが、最初はハーモニーを大雑把に捉えたロックギターでよく使われる、パワーコードを使い”スモークオンザウォーター”のようなロックリフをノリノリで練習します。
参考までにこの動画をご覧ください。
子供達の、ギターに対する情熱と手の大きさと力が十分についてきたら、ギターの6弦全体を使うバレーコードやオープンコードの練習にとりかかります。

4.まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?このようなギター上達の3ステップを意識しながらレッスンを進めていくのが、マーヴェルギター教室の特徴だと思います。
何となく好きなギターが弾けるように練習していくだけではなく、基礎から身につき、年を重ねていっても上手くなり、応用することで自分なりのオリジナルな音楽をつくり、楽しめるようになるレッスンです。
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